新聞の読み方教えます

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【東電とインテルが提携して送配電のIoT化】電力のサイバー化は新たな物語を生むか

www.nikkei.com

2017年3月22日の日経新聞一面によると、東電インテルが提携したとのこと。プレスリリースはまだ出ていませんが、送配電事業に乗り出すためらしいです。

 

インテルといえば、コンピューターの会社。なんで送配電っていうバルクでマテリアルなビジネスに乗り出すのか疑問に思う人も多いはず。どうやら今回の提携はIoTとの関連が深いようです。

 

www.tepco.co.jp

 

以前から東電は、NTTデータなどと協力して、送配電のコンピューター制御に取り組んできました。上の記事は、家庭の電力のコンピューター制御ですが、水面下では送配電というマクロなビジネスでもIoT化を進めている模様です。

 

www.bloomberg.co.jp

電力のIoTといえば、スマートグリッドなんていう言葉もありましたね。結局、IoTに包含されて死語になりつつありますが、まだまだ一部では使われているようです。

 

上の記事は日立のIoTにまつわるものです。送配電については、これまでは供給が不安定だった再生エネルギーとからめて考えると、IoT化のメリットが見えてくるようです。

 

ascii.jp

 

ちなみにインテルとの提携の目的は、送配電のシステムそのものというよりも、セキュリティ面での技術が目的のようです。

 

インテルといえばCPUですが、セキュリティについても実は技術をもっているようです。パソコンを買うともれなくついてくることでおなじみの「マカフィー」ですがあれってインテル系のセキュリティ会社だったんですね。送配電にはどのようなセキュリティ技術が用いられるのかわかりませんが、インテルとの提携は、東電の海外戦略において大きな布石になるようです。

 

考えてみると送配電のセキュリティってぞっとするほど重要。今まではハード面で発電所の防衛をすればよかったのですが、コンピューターひとつで1つの地方のエネルギー網をダウンさせるなんて、サイバーパンクな事件も起きるかもしれません。

 

送配電のハッキングをあつかったスリラーなんて映画もできそうですね。