新聞の読み方教えます

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迷わない思春期なんて意味がない

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あちこちで学生服をみかける。大学二次試験のシーズンだ。勉強というより談笑している風景が印象的だ。このシーズンになると高校生も余裕をとりもどしてくるらしい。

 

悲愴感。12月、高校界隈の空気にはそれが漂う。センター試験。全てはこの試験を前提に決まる。思い描く選択肢も、この試験の結果があってこそだ。

 

二次試験は気楽だ。数か所受けることができるからだ。それも実力に見合った大学を選択肢としてもてばよい。実力はセンター試験で見えている。この期に及んで高望みを要求してくる他人はいない。

 

不透明なものを人は信じる。同時に疑う。殊、自意識過剰の思春期においては顕著だ。だから不安定になる。

 

不透明なものを信じるのか、疑うのか、どちらが濃厚なのか、人生のスタンスは思春期の強烈な体験で決まる。大学受験がひとつのイニシエーションだろう。どちらにせよ不透明なものと向き合うための強さは身に付けることができる。

 

他人が自分に影響をおよぼす領域を線引きするのも思春期だ。不透明な世界のなかで、他人の意見から独立して決められる領域は極僅かだ。

 

他人の干渉を乗り越えてつかみとった未来の種は、硬くて重い。硬いほど芽生えるのに苦労する。重いほど捨てたくなる。その迷いが才能の証である。