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新聞の読み方教えます

新聞の読み方教えます。新聞を面白く読むためのニュースを紹介していきます。

格好悪い努力論

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格好つけることはしんどい。周囲が扱いかねることも多々ある。自分と他人。双方にとって自然体のほうが楽である。

 

格好つけることをかみ砕くなら、現実的な自分像に合わせるのではなく、理想的な自分像を目指す試みだ。理想はいつまでたっても現実にならない。逃げ水のようなものだ。現実の自分が理想に一歩近づくと、理想はさらに一回り大きくなるからだ。

 

だから格好つけているうちは、常に格好悪い自分を見ることになる。自意識過剰になる。自意識過剰になると周りが見えなくなる。傍目にも格好悪くなるのだ。

 

僕は縁あって一日限りのバーテンダーをすることになった。遊びだ。しかし人に見られる。だから人に言われたわけでなくても、自分でシェイカーを振る練習を始め、オリジナルカクテルを作り始めた。格好つけている。慣れている人には「そんなの出してよく恥ずかしくないな」と思われるかもしれない。しかしカクテル作りという新しい技術を体得しつつある。

 

自然体は諦めた人の特徴だ。未来を捨てる代わりに今を楽しむ特権だ。若者は未来を信じて格好つけるべきだ。格好つけていれば成長がある。果てしない理想に向かって自発的な努力が生まれる。的外れの努力かもしれない。しかし努力を信じる人は正しい努力を知っている人と出会える。それはあたかも未来の自分と出会うかのように。