新聞の読み方教えます

新聞の読み方教えます。新聞を面白く読むためのニュースを紹介していきます。

【トヨタとNTT提携。マイクロソフトととも。トヨタが今後狙うもの】Appleはどこと提携するのだろう

www.sankei.com

コネクテッドカーとかいっていますけど、要は、走るスマホでしょ。

けなしているわけではありません。

むしろ、車が若者にとってより身近になるんじゃないかなと思っているわけで。

 

自動車がつながることによって何がおきるのでしょうか。

 

www.ntt.co.jp

「ぶつからないクルマ」だそうですね。これ、強烈に国交省あたりがプッシュして、補助金じゃんじゃん出して、「ぶつからないクルマ」が日本のデファクトスタンダードになるという未来もありそうです。もしそうだとすると、標準規格をどこが握るのか。まあトヨタさんかなあ。

 

forbesjapan.com

少し前にこういう記事もありました。

トヨタはプリファード・ネットワークスというAIの会社とも協業しているんですね。

ぶつからないことを分散協調的に機械学習していく“ロボットカーのデモ”を共同で実施

トヨタやNTTと協業、圧倒的な人工知能技術で「グーグルの先」へ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

クルマが空気を読んでくれるわけですね。一番前がブレーキ踏んだぞ!数秒後に止まらないかんぞ!というようなのを考えてくれるわけなのかな。

 

村田製作所チアリーディング部 | 村田製作所

ぶつかりそうでぶつからないといえば、村田製作所のロボットにもそんなのがありましたね。こっちはセンサーを駆使しているんですけど、センシング技術と通信技術の融合というのはIoTのコア要素なので、村田製作所の動向からも目が離せません。

 

news.microsoft.com

トヨタといえば、昨日はマイクロソフトと特許契約を結んだという報道がありましたね。プレスリリースが出ていましたのでご紹介。

 

やはりコネクテッドカー関連のようです。トヨタの車にウィンドウズがのっかるのは、それそれでポイのでいいんだけれども、ホンダの車にはiOSがのってほしいなあと思うのは僕だけではないと思います。

 

www.gizmodo.jp

アップルがんばれ!利益でなくてもジョブズなら作るぞ!車でない何かを。

 

【女性が活躍できる企業を平成28年なでしこ銘柄として選定】男が活躍できる”ますらお銘柄”も選んでください……

this.kiji.is

女性が活躍できる!って言われると、男性の肩身が狭い会社を想像してしまうのが、僕だけでしょうか。ちょっとしたことで「セクハラ!」と叫ばれてしまうような。

 

セクハラに関しては、仲裁機関を社内に、あるいは第三者機関としておいてほしいと思う今日この頃です。

 

それはさておき、このなでしこ銘柄というのが投資家からどのように判断されるのか楽しみです。「なでしこファンド」とかできたりするのでしょうかね。あるいは、「なでしこ相場」なんてあったりするんでしょうか。

 

女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」(METI/経済産業省)

 

なでしこ銘柄の中身を見てみましょう。

 

あ、これって平成24年からやっていたんですね。なんでここにきて時事さんが注目してるんでしょう。女性活躍の政策が本格化してきたらからでしょうか。

 

それもさておき、ことごとく東証一部の企業ばかりが名を連ねています。女性が活躍するには大企業に入るしかない、という身も蓋もないことを言っている気がします。というか、女性こそ大企業体質が向いているのかもしれませんね。ベンチャーのゴリゴリの感じは、生物学的性差のある女性にとってやりづらいのかもしれません。

 

profile.yahoo.co.jp

 

並みいる東証一部の猛者のなかで、一社だけ東証二部の会社がありました。スリープログループという会社です。うーむ、全く聞いたことがありません。

 

調べてみると、ITのアウトソーシングの会社みたいですね。

 

www.nikkei.com

キッティング業務とは、パソコン導入したときに初期設定したりしてくれる人のことですね。キッティングといえば、見ず知らずのさえないおっさんが、もそもそ間近に動くのをしばらく我慢する儀式だと思っていたのですが、気の利く女性がチャッチャと終わらせてくれるのであれば、とても素晴らしいと思います。あ、男女問わず、気が利かないのはなしですよ。要は、エアコン工事なんかと同じで、土足であがりこんできて、無愛想なのはやーねーってことで。

 

上場企業における女性役員の状況(平成27年9月期~平成28年8月期決算)

http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/yakuin.html

こんなのもありましたよ。ガッツガッツ出世したい女性は、チェックしておいて損はないのではないでしょうか。

 

それにしても、女性に優しいではなく、男性の生物学的性差を活かしてくれるホワイトカラー企業を選定した”ますらお銘柄”ってないですかね。スパルティアタンみたいなマッチョがそろった企業を彷彿とさせるので、市場の活性化に役立つと思うんですが。

【年間残業960時間が公認される理由】残業っつーか労働時間そのものを規制しろという話

www.tokyo-np.co.jp

これ頭の悪い僕には、理屈がよくわからなかったので、なんで抜け道なのかしっかり調べてみました。

 

www.sr-yamamoto-office.com

 

まず労働時間に時間については、36協定というものがあります。

36協定とは

労働基準法36条に基づく労使協定で、「さぶろくきょうてい」と呼ばれることが多い。会社が法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えた時間外労働を命じる場合、必要となる。労組などと書面による協定を結び、労働基準監督署に届け出る。届け出をしないで時間外労働をさせると、労働基準法違反(6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金)となる(コトバンク

ということらしいですね。

時間外労働は届け出をしなさい!ということらしいですね。罰則付きのキッツイ規制です。これけっこうウヤムヤにしてる会社多いですね。

 

で、どうやら、時間外労働と休日労働は、異なるもののようです。なんと36協定は休日労働を規制していないのです。割り増し賃金を払うことになってますけどね。

 

なもんで、今回の残業規制も、36協定をベースに時間外労働の規制という話になったんでしょうが、結局、残業できないぶんを休日でカバーするという阿鼻地獄が爆誕する予感がしております。

 

 

Q8.休日をめぐってはどのような法規制がありますか。|労働政策研究・研修機構(JILPT)

 

いやいや、休日労働に規制がないとかアホなことはないだろう、と思って調べたら、ないわけではありません。

 

休日労働は、労働者との合意が必要ってのがポイントのようです。というか、労働義務が存在しない日らしいです。だから本当は会社からの電話なんて無視ってOKなんですけどね。

 

休日の会社からの連絡をブッチして、後日叱責⇒パワハラ訴訟なんていう素敵な展開がこれから起きたら面白いですがね。

 

時間外労働ではなく、労働時間そのものを規制したらどうなんでしょう。月80時間残業したら死ぬ!って言っているんだから、業界ごとの違いはさておき、人間としての共通性に主眼をおいて、バッサリ労働時間を規制したらどうでしょう。

 

その前に、サービス残業についてはCIAなみの情報網で、頑張れ労基署。

 

【世界遺産の美濃和紙がブランド戦略を展開】電通・博報堂っぽいやり方ではないので好き

www.jiji.com

明日の新聞に載りそうなニュースですので、いまのうちに読み方をご案内します。

 

美濃和紙といえば、1300年前から続く和紙の代表商品です。とはいえ、伝統工芸というのは、ブランド戦略というのとは、少しかけ離れた位置にいました。

 

確かに、行政や企業なんかが、ブランド化して世界展開をもくろむのですが、現場の職人さんからいえば、「いいものつくってりゃ売れる」という感覚なので、ブランド戦略なんてしゃらくさいものなんです。

 

そんななか、新たなブランドマークを策定したり、認定基準を改めたりと、統一的な品質管理というブランド戦略上重要な布石を打ち始めたのは、やはり世界遺産に認定されて意識が変わったのでしょう。

 

dentsu-ho.com

これは電通さんがしかけた、伝統工芸にブランドという付加価値をプラスする試みですが、見た感じ、伝統工芸そのもののブランドを活用したというか、ディズニーだとのか商業ブランドで伝統工芸を高めようとしたようにみえます。

 

www.sankeibiz.jp

これはオピニオン記事。具体的に、伝統工芸がブランド化をおこなって成功した事例が取り上げられているわけではありません。しかし、伝統工芸がブランド化する必要性とそのプロセスを提案している記事です。伝統工芸が好きで、なんとかして盛り立てたいと考えているひとは、さらりと読んでみるとよいでしょう。

 

まあ調べてみると、伝統工芸のエッセンスをとりいれて、オサレなインテリアにしてみましたーなんてのはたくさんあるんですわな。でも、農産物のように産地がひとつになって基準をつくり、ブランドをつくったという当事者主体の伝統工芸ブランド化の例はまだ乏しいのではないかと感じます。

 

そんななかで、美濃和紙という非常に重要な和紙が、本格的なブランド化に取り組み始めたということは、試金石であるかのように思われるのです。

 

ブランド化をしたくなかったのか、できなかったのか、これからの成り行き次第でそれが見えてくるような気がします。はく

【ビジネス・ブレイクスルーが大学院不適合】大学院なのに理論無視ってサラリーマンには最高じゃん

www.nikkei.com

 

日経新聞によると、著名コンサルタント大前研一氏が学長を務めることで有名なビジネスブレイクスルー大学大学院が、大学院として不適合との評価を受けたそうです。

 

意識高いビジネスマンのMBA取得をすすめてきた大学だけに、高額の費用を払ってMBAをとったビジネスマンの胸の内を察するに痛ましいかぎりです。

 

www.bbt757.com

今回不適合の評価をうけたビジネス・ブレイクスルーですが、全てが不適合とされたわけではありません。

 

でも、まさに虎の子のMBA過程が不適合との評価を受けたのです。

www.ohmae.ac.jp

ビジネスブレイクスルーのサイトでは、ロールモデルを探すということで、本名・顔写真つきの修了生検索ができるのですが、なかには穴があったら入りたい気分の人もいるような気がします。

 

「ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科経営管理専攻 に対する認証評価」

http://www.juaa.or.jp/updata/evaluation_results/300/20170322_697909.pdf

今回、ビジネスブレイクスルーに不適合の評価をくだした大学基準協会の説明です。

 

これによると教育課程の編成に重要な問題があるとされていますね。日経は、教員との雇用契約について言及していましたが、教育課程の問題のほうが、とっても重要だと思います。

 

実務教育に偏重し過ぎ、理論教育が不十分で あり、経営系専門職大学院が果たすべき基本的な使命に対する『理論と実務の架橋 教育』が十分に行われていない

とのことですね。

あれ、これってむしろ理論なんて実務にいらねーよっていうビジネスマンには、好都合なカリキュラムじゃないんでしょうか。

 

とはいえ、僕は理論をもたないビジネスマンは、流されていくだけのむなしい存在だと思います。理論はルールをつくる力だと思っているからです。結局のところ、今回不適合とされたビジネスブレイクスルーは、使えるサラリーマンの育成塾にすぎなかったということなのでしょうか。

 

【資産管理銀行の合併で380兆円の銀行誕生】プライベートバンクと混同するから用語を変えたほうがいいって

www.nikkei.com

2017年3月21日の日経新聞一面によると、みずほFGと三井住友トラストが、資産管理銀行を合併するそうです。

 

また新しい用語が出てきましたね。資産管理銀行とはなんのことなのでしょうか。

 

「資産管理専門銀行」を知る | 業務紹介 | 採用情報サイト | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社

 

資産といっても個人資産ではないのです。年金基金のように、一国を動かす規模の資産が資産管理銀行の管理対象です。

 

聞きなれない言葉なのですが、信託市場の構成比では、資産管理業務が9割を占めています。その規模800兆円。

 

資産管理銀行を解説している上のサイトは、日本で初めての資産管理専門銀行「日本マスタートラスト信託銀行」のものです。管理資産363兆円。日本の国家予算の3倍です。

今回の合併で、これをさらに上回る380兆円規模の資産管理銀行が誕生することになります。

 

安倍内閣の三本の矢にともなって、ガンガン金融規制緩和がすすめられているわけで、GPIFもかなり自由に動き始めています。資産管理銀行は、これからの金融をみるうえでの重要なファクターになるのではないでしょうか。

 

books.rakuten.co.jp

 

今のうちにガッツリ勉強しておくといいかもしれません。6000円近くする恐ろしく高い本ですが、専門書が出ています。高い本だからこそ、あまり人は買わないので、知的資産において、他の人と差をつけることができますよ。

 

 

それにしても、資産管理銀行ってネーミングはなんとかならないんですかね。僕は無知だから最初はプライベートバンク部門を合併するのかなー、なんて思ってしまいました。

 

www.toushin-1.jp

 

プライベートバンクは個人資産を管理する銀行のことです。ゴルゴ13なんかが利用しているやつですね。

 

資産管理銀行の変わるネーミングを僕ならどうつけるか。「機関資産管理銀行」かな。うーん、あまりセンスがない。

【東電とインテルが提携して送配電のIoT化】電力のサイバー化は新たな物語を生むか

www.nikkei.com

2017年3月22日の日経新聞一面によると、東電インテルが提携したとのこと。プレスリリースはまだ出ていませんが、送配電事業に乗り出すためらしいです。

 

インテルといえば、コンピューターの会社。なんで送配電っていうバルクでマテリアルなビジネスに乗り出すのか疑問に思う人も多いはず。どうやら今回の提携はIoTとの関連が深いようです。

 

www.tepco.co.jp

 

以前から東電は、NTTデータなどと協力して、送配電のコンピューター制御に取り組んできました。上の記事は、家庭の電力のコンピューター制御ですが、水面下では送配電というマクロなビジネスでもIoT化を進めている模様です。

 

www.bloomberg.co.jp

電力のIoTといえば、スマートグリッドなんていう言葉もありましたね。結局、IoTに包含されて死語になりつつありますが、まだまだ一部では使われているようです。

 

上の記事は日立のIoTにまつわるものです。送配電については、これまでは供給が不安定だった再生エネルギーとからめて考えると、IoT化のメリットが見えてくるようです。

 

ascii.jp

 

ちなみにインテルとの提携の目的は、送配電のシステムそのものというよりも、セキュリティ面での技術が目的のようです。

 

インテルといえばCPUですが、セキュリティについても実は技術をもっているようです。パソコンを買うともれなくついてくることでおなじみの「マカフィー」ですがあれってインテル系のセキュリティ会社だったんですね。送配電にはどのようなセキュリティ技術が用いられるのかわかりませんが、インテルとの提携は、東電の海外戦略において大きな布石になるようです。

 

考えてみると送配電のセキュリティってぞっとするほど重要。今まではハード面で発電所の防衛をすればよかったのですが、コンピューターひとつで1つの地方のエネルギー網をダウンさせるなんて、サイバーパンクな事件も起きるかもしれません。

 

送配電のハッキングをあつかったスリラーなんて映画もできそうですね。